日々のおたより__
6月25日(火)
上越市助産師会から講師をお招きし、3年生を対象に「命・きずなを考える講座」を実施しました。
思春期の体と心について、分かりやすくお話しいただきました。導入の中で「相手を理解するからこそ、相手に思いやりを持って接することができる」というお話が印象的でした。「女性の思春期での変化を男性が理解したり、逆に男性の思春期の変化を女性が理解することで、互いに思いやりを持つことができる」と改めて大人の私たちが聞いても学びになるお話でした。
後半の授業では、一人一人が妊婦体験をしました。体験をした男子生徒に聞いてみると結構ずっしりきたようで、お腹に大切な命を抱えて生活することの大変さを実感したようです。女性のことを知るとても良い機会ととらえていたようです。
生徒の振り返りには、「自分も子どもを産める状態になっていること」「正しい知識をもつことが大切」「嫌だと思ったときに素直に言える関係を作ること」「命は奇跡」「自分の命もそうだが、家族や友人も大切」「助産師の仕事に興味をもった」等多くの記述がありました。自分を見つめる時間になったようです。
2024年06月26日
本間 祐史