日々のおたより__
9月16日(金)
<地震想定の避難訓練>
本日、牧保育園、牧小学校、牧中学校合同の避難訓練を実施しました。昨年度および一昨年度は新型ウイルス感染症対策の関係で中止となりましたので、3年ぶりの合同避難訓練となりました。地震発生後、保・小・中それぞれの第1次避難場所に避難し、第1次避難場所が「倒壊の恐れが生じた」という想定で、第2次避難場所に移動しました。(写真上)第2次避難場所で保・小・中が集合しますが「今後の余震に備える」という想定で、その後第3次避難場所に移動しました。(写真下)

<上を見る、出口を確保>
第3次避難場所では、園児、児童、生徒の人数確認や健康観察が行われました。台風接近に伴うフェーン現象で高温となりましたが、適宜水分補給を行い、熱中症の予防に努めました。全体会では、本部長から地震発生時のポイントは「上を見る」「出口を確保」の2つとの話がありました。防災士会のH様からは「その時によって状況が大きく変わります。その時の状況判断が重要です。」とのご指導がありました。暑い中ではありましたが、子どもたちは私語もなく真剣に話を聴いていました。(写真)

<ライフハック>
避難訓練終了後、牧小学校の5・6年生と牧中学校の全校生徒は牧中学校の体育館にて防災指導を受けました。講師は、自衛隊高田駐屯地のT様です。はじめに過去に起きた震災についての講話がありました。その後のライフハック体験では「安全に運搬しよう」を本日の課題とし、負傷者等を運搬する様々な方法を実際に体験しました。10人程度のグループをつくり、カーテンや長机、いすを使って実際に人を運搬しました。(写真)児童生徒は、体験活動を通して「身近にあるものが活用できる」こと、「他者との協働」や「運ばれる人の気持ちに配慮する」ことなど、多くの学びがありました。

2022年09月16日